中小企業診断士一次からまた 勉強中

中小企業診断士試験の勉強過程をつづります

平成25年度 事例4 第2問

営業キャッシュフロー

「支払利息」つうところに下線を引いて、これ使わないといけない指標だぞ、と分かっていたにもかかわらず、営業外費用を加算せずに計算している俺ってうっかりさん。

でも回答の別解を見たら、それでも良い、と描いてあった。平成28年度〜平成26年度で出て来た「投資計算上の営業キャッシュフロー」ということらしい。

平成25年度の回答としては「キャッシュフロー計算書の営業キャッシュフロー」がメインの回答として上がっている。

同じ「営業キャッシュフロー」て用語で二通り計算があるってのは、どうも落ち着かないが……。

直観的には「キャッシュフロー計算書の営業キャッシュフロー」は「決算後に残るキャッシュ」をイメージすればいいのかな。

200%定率法による減価償却

これは最近あんま出てないけど、一応覚えておこう……。

設問2

なるほど、第一期が赤字だから、定率法が享受できるはずの節税効果がない、ということか。

設問3

勢い余って法人税まで計算しちゃったけど、アレだか。赤字でも出ない限り、経常利益が高い方が税引き後純益だって高いに決まってるから、法人税計算する必要ないか。

まとめ

  • 営業キャッシュフロー(CF)には2種類ある。
  • 投資計算上の営業CF = (売上 - 費用 - 減価償却費)×(1 - 税率) + 減価償却費
  • キャッシュフロー計算書の営業CF = (売上 - 費用 - 減価償却費) + 減価償却費 - 営業外費用 - (経常利益 × 税率) = 営業利益 - 営業外費用 - 法人税
  • 200%定率法 定額法の減価償却率×2をして、残額に掛けていく。最後は等分して減価償却。
  • 赤字がある場合には、節税効果に影響が出る可能性を考慮する。