中小企業診断士一次からまた 勉強中

中小企業診断士試験の勉強過程をつづります

平成24年度 事例4 第2問

考え方は合ってたけど細かい計算がボロボロ。本番も注意しないといかんな。

設問1

解説は変動費率を出して計算しているけど、自分の回答は限界利益を元に計算した。こっちの方が性に合う。去年勉強で解いた時も変動費率出すの違和感あったんだよな……ここで「変動費率を算出する」って発想がどうも出てこない。

客単価20に対して、変動売上原価は5.6/人、変動販管費は2.66/人なので、限界利益は11.74。

これで固定費を回収していくことになるので、 188450 ÷ 11.74 = 16,052人

これが損益分岐点の宿泊者数なので、15,000人と比率出す。

16,052 ÷ 15,000 = 107.13%

で、式は合ってた。

設問2

「損益分岐点比率90%にしたい」ってのは損益分岐点が実際の売上の90%のところに来るようにする、ってこと。

損益分岐点の集客数 = 削減した固定費 ÷ 限界利益 = 実際の集客数 × 0.9
削減した固定費 = 実際の集客数 × 限界利益 × 0.9
188,450 - x = 15,000 × 11.74 × 0.9
x = 188,450 - 158,490
x = 29,960

ということで立式は合ってる。

実際の計算結果はあれこれミスっており、0.9を忘れるという盛大なうっかりから、電卓計算のミスまで。本番では集中してるから大丈夫。わしゃやればできる子なんじゃから……と自分を励ますわし。

まとめ

  • 客単価 - 変動費 = 限界利益
  • 固定費を限界利益で回収していくので、固定費 ÷ 限界利益 = 損益分岐点の集客数
  • 損益分岐点比率は、実際の売上高に対して損益分岐点の存在する割合。損益分岐点比率が100%未満なら営業利益出てる。