中小企業診断士一次からまた 勉強中

中小企業診断士試験の勉強過程をつづります

平成25年度事例4第1問

H26年度以降に比べるとだいぶ傾向が違うので、解きにくいなー、と感じる。H26年度以降は前提知識が求められてない(数値に比較対象がある)のに対し、H25年以前は各指標の平均値とか肌感覚みたいなのがわかってないとちょっと厳しい気がする。

a)

▼私の回答

  • 自己資本比率
  • 負債比率
  • 流動比率

▼TACの回答

  • 当座比率
  • 固定比率
  • 負債比率

負債比率は正解。当座比率のほかに流動比率でも可、とあるので、まぁ3つのうち2つは当てたと考えていいだろうか。まぁ以前の酷い状況に比べたら、3つ当てただけでもいいんじゃいの。

ただし当座比率の計算方法がまったくわかってなかったのでその辺は反省。

当座比率は、当座資産(本問では現金と売上債権)の合計と、流動負債の割合を算定する。

関係ないけどこの手の指標って、貸借対照表の場所関係で頭に入れた方がわかりやすいね。よく文字で「当座比率 = 当座資産 ÷ 流動負債」とか書いてあるけど、当座資産の横位置で比較、ってビジュアルに覚える方が良い気がする。

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やっつけで作った図だとかえってわかりづらいか……。

b)

全然解けなかった。そもそも出資ってのがわかってない。

現預金または借入金 → 固定資産(株式)

って変換になるのね。費用で落ちんのかと思ってた。たしかに株式取得しないと財務状況が急に悪化して変だよね。

逆にその意味するところがわかっていれば、a)で経済指標を選ぶときに「現預金」「借入金」「固定資産」が絡む指標を選ぶんだよな、ってことがわかる。この手の「後ろの問題で必要になる数値」を先取りする能力がまだ足りない。

c)

「長期安全性」「短期安全性」ってことくらい覚えておけばいいかな。

まとめ

  • 先の問題まで読む時に、使う指標を先に書き出しておいた方がいいのかも。
  • 出資 → 現預金や借入金を減らして固定資産(株式)を取得する