中小企業診断士一次からまた 勉強中

中小企業診断士試験の勉強過程をつづります

平成29年度中小企業診断士二次筆記試験 事例1 回答例

合格しているかどうかはまったく別にして、私の答案を上げておきます。
なお回答の下書きですので、回答用紙に清書するタイミングで微修正した部分もあります。

追記: ハガキで届いた「筆記試験の結果」によれば、この回答は得点区分B(50%以上60%未満)でした。

最大の要因は経営資源の集中である。人気老舗の商標と認知度の高い主力商品を受け継ぎ、その生産の自動化を進め、数年をかけて昔ながらの味を再現するだけでなく、新工場の設備を活用し商品の改良をして品質・食感を向上させることができた

A社の生産現場は自動化されている割合が大きく、人手をかけずに大量生産を実現出来ている。直販はなく販路開拓を中心とした営業体制である。毎日出社する非正規社員が生産の補助業務をの知識を蓄えることで滞りなく生産することができている。

食品製造の国際規格HACCPに準拠することができ、安心安全な食品を効率よく生産できると共に対外的にアピールすることも可能になった。また郊外に広い敷地を持ち、地元の他企業との関係強化にもつながる。

首都圏への出店はこれまで経験の無い自社店舗となる可能性が高く、本社から離れた首都圏での販売人員採用育成の体制作りを営業部門総務部門が協力して行う必要がある。

創業他メンバーの定年退職に伴って事業の継承・組織の若返りが組織的課題である。具体的には技術や理念の継承と資本・財産の継承である。少数の正社員しかいないため世代交代時に継承が難しく、マニュアル化を進める。資本については社員への株式譲渡など段階的に行うことで社内外の理解を得て段階的に行えるようにすべきである。

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