中小企業診断士一次からまた 勉強中

中小企業診断士試験の勉強過程をつづります

平成26年度 事例4 第2問 設問1

設問1

キャッシュフローの問題はH27年度にもあったなぁ……と思い出しつつ。

タイムラインをひいて時系列を整理した。

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売上が10%上がる、とあるけれど、売上原価に固定費があるかどうかは記述がない。いちおう、解説を見た限りでは固定費なしとして計算しているみたい。まぁ、でないと解けないしな。

販管費を軽く計算しようとしたら桁が揃わなくて無駄に時間を食ってしまった。さらに、内訳のところでその他経費と減価償却費があれこれ変わるので、混乱を招くもとに。

やはりちゃんと内訳を書いた表を作って計算した方がよさそう。あんまり得意じゃないんだから、この分野。 f:id:mogami74:20170929153911j:plain 営業利益を出すところまでは、なんとかかんとか出せた。

営業キャッシュフローはなんとか覚えていた。

営業CF = 営業利益 × (1 - 税率) + 減価償却費

減価償却費は現金が減らないから、戻してあげるんでしたよね。

問題は、期首に除却した設備をどうするのかと思ったけれど、これは「節税効果」として「除却額 × 税率」を加えてやれば良い、とのこと。除却額の分だけ税金が戻ってくると考えればいいかな。私は営業外利益に足しちゃってた。除却だから売却とは違うし、よく考えたら売却だとしてもこの処理じゃないか。

投資額1,500万円は損益計算には関係しない、ってのはH27年度の問題と同じ。

b) 問題のa)の解説を見て解き方がわかったので、b)は復習のつもりでやってみる。除却もないし、むしろb)の方が簡単なはず……?

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合ってた(ホッ)

まとめ

  • 減価償却費は現金が減らないので、営業利益に戻してやるとキャッシュフローになる
  • 損失は節税効果に含める(これはH27年度の問題も同じ)
  • 投資額はキャッシュフローに影響しない。

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